株の情報において、何を分析して その株が投資していい株なのか、ダメな株なのか、調べる方法をメモしようと思います。自分もわかっていないことが多いので、ほかサイトで詳しい説明を参照させていただいております。
PERについて
PERとはPrice Earnings Ratioの略で、株価が1株当たり純利益(EPS:Earnings Per Share)の何倍まで買われているか、すなわち1株当たり純利益の何倍の値段が付けられているかを見る投資尺度です。現在の株価が企業の利益水準に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。PERの数値は、低いほうが株価は割安と判断されます。なお、1株当たり純利益は当期の予想数値を用いるのが一般的です。
SMBC日興証券様より引用

一般的な株においての、割高か割安かを見極める指標になります。通常のアメリカ株は20~30倍程度でして、それを超えてくると割高株になります。ただし、有名なテスラのPERが350倍を超えている状態でして、今後のForecast(未来の成長率)を考えずに、PERだけみて割高としてしまうのはいけない事がわかります。
PSRについて
PSRとはPrice Sales Ratioの略で、株価売上倍率と訳されます。時価総額を年間売上で割って、算出されます。新興企業同士の株価水準を判断する場合に使用されることなどがあり、PSRが低いほど、株価が割安と判断することができます。
SMBC日興証券様より引用
PSR = 時価総額 / 年間売り上げ
上記にて、計算することができます。 PSRで見る会社は、ベンチャーなどの まだ若い会社の会計を気にするときに使用するようです。有名どころの大手企業の会社などは、PSRなどで確認するのが普通です。しかしベンチャー企業は、はじめは赤字状態から始まっており、売上高をできるだけ上げてから、利益のことを考え出します。そのため、PERで計算してしまうと、ゴミみたいな会社に写ってしまうため、この指標が使われます。
一般的にPSRは20倍を超えると割高といわれています。
まあ、最近は株価あがりすぎて、20倍こえているのなんてざらなんですけどね。。。
ROE と ROA
ROEについて
ROE(自己資本利益率)は、株主資本利益率ともいわれています。「その株に投資してどれだけ利益を効率良く得られるか」ということを表しており、株主から見て収益性の指標になります。
現在、投資家は「投下した資本に対して企業がどれだけの利潤を上げられるのか」という点を重視しているため、ROEは最も重要視される財務指標となっています。また、投資家により投資に値する会社だと判断されることは、会社の業績にも良い影響を与えてくれます。
ROE(%)=当期純利益÷(純資産-新株予約権-少数株主持分)×100
ビジドラ様より引用
一般的に10~20%で優良企業と言われております。投資対象としては10%ほどほしい数値になります。
ROAについて
ROA(Return On Asset)という指標があります。日本語では総資本利益率といわれており、内容自体もROEと似ています。計算式は以下のようになります。
ROA(%)=当期純利益÷(純資産+負債)×100
ビジドラ様より引用
アメリカの企業におけるROAの平均値は6%程度です。ROAは総資産をベースとして企業の収益率を見る指標であり、負債の金額も反映されます。そのため、自己資本がベースのROEのように、借金による自社株買いで見た目上の数値を上げるという小手先の手口が使えないことから、企業の収益性を見る指標として注目されてきているようです。
平均値の5%を超える株を投資対象にしてもいいでしょう。
営業キャッシュフローについて
営業キャッシュフローとは、企業の営業活動における資金繰り(現金収支)を表した、キャッシュフロー計算書の項目の1つと紹介しました。また、企業の資金繰りや経営状況を確認するのにも重要な情報です。営業キャッシュフローはプラスであることが望ましいですが、マイナスになることもあります。
企業の成長段階であれば、必要な支出も多くなるため過度に不安になる必要はありませんが、継続してマイナスが続くようであれば、注意が必要です。事業の見直し、資金調達など、経営の全体的な見直しが必要になることもあります
まとめると、企業が何かものやサービスを売って得たお金が売上高、その売上高から原材料費などの支出を引いたことによって得られる現金収支のことを営業キャッシュフローといわれます。
営業キャッシュフローマージンについて
企業をみるための指標の一つとしてキャッシュフローマージンがあります。こちらは営業活動において、売上高のうち何割が現金によって得られたのかを示している指標です。キャッシュフローをどれくらい効率的に稼いでいるのかを示しています。この数値が高いほど効率的な資金化を実現できていることがわかるのです。
HUPRO MAGAZINE様より引用
計算式は以下になります。
営業キャッシュフローマージン=営業キャッシュフロー÷売上高
営業キャッシュフローマージンを見て判断できることは、下記になります。
- 現金の流出の履歴を確認できる。
- 投資状態や、現状簿バランスシートについて確認できる。
- 競合他社との比較にて、どこに注力しているのかがわかる。
一般的な指標としては15%程度が平均のようです。しかし、これはValue銘柄(コカコーラやTなどといった市場にて成熟している銘柄)に着手した場合になります。私のような、まだ若くてリスク承知で手にかける銘柄は -20%~とかざらにあります。しかし、QoQやYoYで比較した際に、CFマージンは改善しているのか、していないのか。どこに現金の流出があったのかを確認することが大切だと思います。
CFPS / SPS で求めることができる。
FCF margin (フリーキャッシュフローマージン)
フリーキャッシュフローとは、会社が稼ぎ出したお金のうち事業を維持するために必要な設備投資等の支出を差し引き、最終的に会社の手元に残ったお金のことをいいます。
フリーキャッシュフローは、略して「FCF」と呼ばれます。
FCFマージン =営業高 ÷ Free cash(企業が自由に使えるお金)
Facebookを例にだすと、4Qの売上高が28.072M$ Revenue。 Free cash が9.222M$。よって33%。すごい。。。 売り上げの33%を好きに使えるお金をもっているということになります。やばいですねこの企業。なんでも投資し放題ですし、そりゃ他の企業を買収できますわ。
OP margin(営業高利益率)
売上高営業利益率は、売上高から売上原価と販管費を差し引いた営業利益の売上高に占める割合を表し、利益率の代表的な指標のひとつです。
売上高営業利益率=営業利益 ÷ 純売上高 × 100%
ビジネスハック様より引用
一番簡単にわかる、マージンの計算式ではないでしょうか。総売り上げに対して、純利益で割った数値を%で示したものです。OP marginが マイナスですと、製品を売れば売るほど赤字になるということですね。よって、OP marginが低ければ どんなに売り上げ高が高くても 利益にはならないってことですね。
ちなみに 日本のTOYOTAは2020年 8%程度でした。 2020年4QのFacebookはというと46%でした。。。ほんとにこの会社ぶっ壊れませんかね。
EPS, DPS, CFPS, SPSについて
EPS 一株当たり当期純利益
EPS(イーピーエス、Earnings Per Share)とは、日本語では「1株当たりの純利益」と訳される。EPSは、1株当たりの最終的な当期純利益がどの程度なのかを示すもので、企業の収益力を判断する際に活用される。EPSの数値が高いほどその企業の収益力が高いと見ることができ、EPSの数値が低いときは企業の収益力も低いと判断することが多い。
EPS=当期純利益÷発行済み株式数
ZUU Online様より引用
よくEPSでは決算の良し悪しでしようされます。現在のEPSやEPSの推移、それらを読み解くことで導かれる結論、また、国内景気や影響を受ける国の経済状況、企業や商品に対するニーズなどを総合的に見ることで 投資判断が得られるひとつの指標になります。
EPSがあがってくればくるほど、その1株の価値が上がっていくことになります。1株あたりの価値がみれるのはいいことですよね。すぐ株価を見てしまう癖ありますから。特に初心者な私は。
DPSについて
Dividend Per Shareの略称で、1株当たり配当という意味です。
これは、1株に対して、株主に還元される年間の配当額がどれだけあるのかを表す指標です
SPSについて
Sales Per Shareの略称で、1株当たり売上高という意味です。
これは、1株に対して、どれだけ売上を計上できたのかを表す指標です
CFPSについて
Cash Flow Per Shareの略称で、1株当たりキャッシュフローという意味です。
これは、1株に対して、どれだけキャッシュフローを生み出したのかを表す指標です。
まとめ
今回は下記についてまとめさせていただきました。
- PSR
- PER
- ROE
- ROA
- 営業キャッシュフローマージン
- フリーキャッシュフローマージン
- 営業高利益率
- EPS
- DPS
- CFPS
- SPS
よく本業の株アナリストさん達が 上記のことを数値について記述していますが、ようやく少しだけわかった気がしました。(ほんの少しだけですが。)
私は完全に初心者なので、少しづつ 理解していこうと思います。この記事が 初心者様の株のアナライズの参考になれば幸いです。
今後のテンバガーを探す旅にて、ちょっとづつですが調べていこうと思います。
最後までよんでいただき、ありがとうございました。
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