
こんにちは
なぜこんな記事を書いたのか。それは、私自身がとにかくNoと言えない人間だったし、そのせいで大損してきたからです!
そしてさんざん人に利用されて、ボロボロになってから「これじゃだめだ!!」と気が付き、今でははっきりNoと言える人間になりました。
というわけで今日は「Noと言えないあなた」に、ぜひ読んでほしい!危ないと気が付いてほしい!そんな記事です。
もしご自身はNoと言えるけど、友達や家族、恋人にNoと言えない方がいたら、こんな気持ちで言えないんだな~と知るために読んでいただけたらと思います。
※もうわかっているけどどうやって変えたらいいんだ!という方はこちら↓↓
もともとはNoと言えない人間だった

さてまず、もともとNoと言えない人間だった昔の私が、「Noと言うこと」になぜためらっていたのかまとめてみました。
- 私なんかがNoと言っていいのか 「せっかく誘ってくれたのに…」
- 断ったら悪いかなぁ
- Noと言うのはワガママのようで、言いづらい
Noと言うことは、自分の気持ちを押し通すことです。相手の気持ちより、自分の「やりたくない」を優先すること。
さてここで、「優しくあれ」「いい人であれ」と縛られてきた人間にはためらいが生まれるわけです。
「相手より自分を優先していいの…?」なってしまうのです。
「断ったら相手は悲しくなっちゃわないかな」と思う人もいるでしょう。
またNoは「やりたくない」と主張することになるので、臆病な方や引っ込み思案の方もなかなか言いにくいのではないでしょうか。

我を通すということは、少なからず勇気が必要なこと…
Noと言えない人間は利用される


Noと言えない人間は利用される
これはとてもキツイ話だと思いますが、Noと言えない人間だった私は当時ボロ雑巾のように人の人生に振り回されていました。
「コイツは絶対に断らない」と思われて、あれこれ押し付けられていたからです。
とても優しくて気持ちに敏感な人なら、あなたがNoと言えないことを察して、無茶なお願いをしないかもしれません。
でも察しがいい人ばかりではありませんし、優しくてもあなたが無理をしていることに気が付かない人だっています。
・限界がわからないから、結果としてどんどん押し付けられてしまう
・コイツは断らないぞと都合よく利用されてしまう
特に後者「コイツは断らないぞと都合よく利用されてしまう」。
こうなったらさらに恐ろしいことが起きます。
このタイプに目を付けられると、要求がどんどんエスカレートしていくのです。
また、そうやって断ることがほとんどないからこそ、物理的にどうにもならず断らなければいけない時、絶対に「なんで?」と問い詰められたりするのです。
なぜかって、相手はあなたが「絶対にYesと言う前提」で話しかけているからです。
Yesと言うはずだと思っていた相手がNoと言ったから、なんで?できないの?ほんとに?となるわけです。
これがNoもYesも言う相手だったら、回答がどちらかわからない前提で聞いてくるわけです。



私もNoと言えない間、人のやりたいことに振り回されて、傷つけられて、それはもう大変でした。
いまでは「Noと言わなかった自分も悪い」と気が付けましたが…あの頃は大変だった。
対等な関係でなくなる


考えてみてください。もしあなたが遊ぼうと誘って、行くよと来た友達が熱でしんどそうだったら。
あまり楽しそうでなかったら。無理をして来てくれていたと知ったら。
それが大事な用事だったり数回きりの話なら問題ないですが、毎回ちょっと遊びに誘うたびに、Noと言えなくて無理して来ていたら。
その人のことがどんなに好きでも、誘うのちょっとためらいますよね。
また行きたくないときにしっかりNoと言ってくれないと、いま来たくて来てくれているのかどうかもわからない。
楽しくないと言ったこともないから、いま心から楽しんでくれているのかお世辞なのかもわからない。
主張がなく、何を考えてるのかわからない人と思われることもあります。
優しさ故、もしくは優柔不断でNoと言えないことで、相手を不安にさせてしまうことがあるのです。
逆にはっきりNoと言ってくれる人間が、「楽しそう、行きたい!」と言ってくれたら、とっても嬉しいですよね。
いつもちゃんと断る人だからこそ、心から行きたいと思ってくれたとわかるわけです。



もちろん「ただただ気が合って、毎回Yesと言っちゃうぐらい楽しいことばっかり!」なら問題ないと思います。
ダメ人間 生成機になる


私は大丈夫!?「ダメ人間 生成機」チェック
Noと言えない人、嫌だと言えない人。
あなたはダメ人間の生成機になる可能性が非常に高いです。(私もそうでした…)
さて、以下の項目を見てあなたがダメ人間 生成機でないかチェックしてみてください。
- 咎めること、叱ることができない
- 自分が我慢すればいいと我慢してしまう
- 「嫌だ」とはっきり言えない
- どんなに自分の思いとかけ離れていても、一度理解しよう歩み寄ろうとする
・全部に当てはまる方は完全にアウト。
・次に1、2、3に当てはまる方は要注意です。
・3だけの方は、はっきりと言えないだけでやんわりとでも主張することができ、しっかり相手に伝わっていれば問題なし。
・4だけの方は問題なし。
こちらを見て、俺私ダメ人間 生成機かもと気が付いたあなた。
いま気が付いてよかった!!あなたはラッキーです!
人は気が付けなければ変わることもできません。
私のようにボロボロにされる前に、Noと言える人間に変えていきましょう。
なぜダメ人間を生成してしまうのか


ダメ人間を生成してしまうのは、なぜか。
一番の理由としては、あなたがダメな所も、良い所も、すべて等しく受け入れてくれるからです。
例えば…
想像してみてください。
食べ方がとてつもなく汚い人がいて、相手はそれを気にした様子もない。
わがままも言う。無茶も言う。
あなたがそれに対して指摘せず、よしよし食べるの大変だもんね、と優しく接したとします。
よしよしそういう風にわがまま言いたくなっちゃう時もあるよね、と指摘しなかったとします。
ある日突然、「優しくしてありがとう!」と食べ方が綺麗になるでしょうか?
ある日突然、「これからは無茶言わないようにする!」となるでしょうか?
むしろ「私たちの間ではこれが普通だから」とヒートアップしそう。
もし前は許していたことを叱っても「言ってることが違う!」「前は良かったのになんで!」となりそうですよね。
叱ることができない人間は、ダメ人間をもっとダメにします。
Noと言えない人間は人のダメな所をよりダメにする
人はだれしも完ぺきではなく、完ぺきである必要もありません。
だれしも欠点があるし、直したいと思っている所があるでしょう。
もちろん、しっかりと自分があり、自立している人間に指摘せずいる分には問題ないでしょう。
相手はあなたに指摘されずとも、拒否されずとも、どうにかしようとすでに頑張っていますから。
しかし甘えたい、私のここは欠点だけど受け入れてほしいと思っている人間も多くいます。
その場合、恐ろしいことになります。
あなたが指摘せず接すれば、○○くんは許してくれる♡となるわけです。
相手はよりあなたに依存し、あなたはNoと言えないがために時間も体力も相手に奪われていきます。
Noと言えないこと、指摘をしないことは一時の優しさであり、
将来を考えればまったくその人のためにならない、気休めの優しさでしかないのです。



一時の優しであるだけでなく、ヤバイ人を寄せ付ける効果付き。
恐ろしいデメリットつきです。許容されたい人間がうようよ集まってきます。
「Noと言えるようになりたい!」そう思ったあなたへ


Noと言えないことの恐ろしさ、気づいていただけましたでしょうか。
Noと言えるようになりたい!そう思ってくれた方がいたら、嬉しいなと思います。
そしてNoと言えるようになりたい方、また「Noと言えないってそんなに困ること?」とまだ思っている方、
次の記事も読んでいただけたらと思います。
次の記事↓↓↓
2021/04/24
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